安心のお約束

ちきり清水商店はHACCP方式を採用し、
原料の入荷から製造、出荷までを管理しています

HACCP(ハサップ)は、もともとアメリカのNASAで宇宙食の安全性を確保するために開発された衛生管理の手法です。現在では食品製造における国際的な手法として各国で採用されています。ちきり清水商店では、平成18年に自社工場においてHACCPの認証を受け、その手順を順守して製造を行っています。

HACCP

HACCPは、1960年代に米国で宇宙食の安全性を確保するために開発され、国際的に認められた食品の衛生管理の手法です。当社の大住工場では、FDA(米国食品医薬品局)方式のHACCP認定を取得しています。

HACCP方式と従来の製造方法の違い

これまでの食品の安全性への考え方は、製造する環境を清潔にし、きれいにすれば安全な食品が製造できるであろうとの考えのもと、製造環境の整備や衛生の確保に重点が置かれてきました。そして、製造された食品の安全性の確認は、主に最終製品の抜取り検査(微生物の培養検査等)により行われてきました。(製品のすべてを検査することはできません。)

HACCP方式はこれらの考え方ややり方に加え、原料の入荷から製造・出荷までのすべての工程において、あらかじめ危害を予測し、その危害を防止(予防、消滅、許容レベルまでの減少)するための重要管理点を特定して、そのポイントを継続的に監視・記録し、異常が認められたらすぐに対策を取り解決するので、不良製品の出荷を未然に防ぐことができるシステムです。

しかしながら、このHACCP方式を、食品の製造工程に導入すれば、食品の安全性は従来の製造方法より高まりますが、製造された食品の安全性が完全に確保されるわけではありません。 HACCP方式を導入した施設において、必要な教育・訓練を受けた従業員によって、定められた手順や方法が日常の製造過程において遵守されることが不可欠なのです。

ちきり清水商店はトレーサビリティを導入しています

安心して、おいしく鰹節を食べていただけるように、弊社は業界内でもいち早くトレーサビリティを導入しました。お客様自身がホームページ(トレーサビリティ情報)で、お手元にある弊社の商品がどのように作られたかを検索・確認することができます。

トレーサビリティとは

食品のトレーサビリティとは、農産物や加工食品などの食品が、どこから来て、どこへ行ったか「移動を把握できる」ことです。個々の事業者の皆さんが、各自取り扱う商品(食品)の移動に関する記録を作成・保存することによって、結果として生産から小売まで、食品の移動の経路を把握することが可能となり、食品事故が発生した迅速な回収等に役立ちます。(平成23年1月7日 農林水産省/トレーサビリティ関係)

“trace”【追跡】+”ability”【可能】→traceability=:「生産履歴」という意味
この鰹節はどこが原料産地で、どんな環境で製造・加工され、包装されているのかを確認できる仕組みです。この制度導入により生産地と消費者の顔が間近に見えるようになります。

トレーサビリティ情報検索

製品のパッケージ上部に印字してある賞味期限を入力すると、個別に鰹節等の商品生産・流通情報をご覧いただけます。


徹底した品質管理

ちきり清水商店の商品は、HACCPの認証を取得している自社工場において、徹底した品質管理のもと製造されています。安心と安全を常に追求し、まじめに製品づくりと向き合って、焼津の老舗ならでの伝統の味を守ってきました。

独自の品質管理基準を設けて、厳しくチェック

食の安全についての関心が高まる中、ちきりでは品質管理部門を強化し、独自の品質管理基準に基づいて厳しくチェックする体制を整えてきました。 原材料管理から製品微生物の制御、包材の特性研究などの基礎研究をはじめ、製造環境の改善や細菌検査の実施など、さまざまな観点から製品の安全性を管理。X線異物検出器を導入するとともに品質検査室を完備し、万全の体制で安全管理に取り組んでいます。


ちきりの取組み

お客様の『安全』に対する関心がますます高くなっている中で、食品メーカーとして 『安全』に対する姿勢が改めて問われています。

ちきりは削りぶしの美味しさを大きく左右する品質管理部門を強化、独自の品質管理基準を設け、 厳しくチェックする体制が整っています。原料管理から製品微生物の制御、包材の特性の研究などの基礎研究をはじめ、 製造環境の改善指導、製品及び工程の最近検査の実施など、お客様に安全な商品をお届けする為に専門スタッフが譲れない 信念をもって日夜取り組んでおります。